フロントとして想うこと 28

情報の伝え方次第で、価値は変わる!

先日、下見を兼ねて珍しい食事処へ行きました。そこはザ・ドライブインとは対局にあるようなお店でした。
有名観光地ではないがバス2~3台は収容できるお店で土日は予約も出来ないほど個人客が絶えないところです。もちろんエージェントにRなど出していないのですが、募集ツアーの設定を時々見かけます。

そのお店の売りはブランド活イカですが、ウニも売りの一つとなっていました。地元産ウニを割ったばかりの状態で殻ごと皿に乗せて提供します。各テーブルに写真のようなウニについてのうんちくがありました。

vol.29うにうんちく1

要は、地場のウニと海外モノや北海道などの大ぶりなものとの違いや、地場ウニならではの味や香りの違いを丁寧に記載してあるのです。これを読めば「小さいウニだな」と不平不満を言う人はいないでしょうね。

この価値の伝聞は、とても難しいですが同時にとても重要な事です。エンドユーザーや媒介人に価値をどう伝えるか、紙面なのか口頭なのかもケースバイケースですが、我々はこれをうまく伝えきれていない気がします。その為、価値のある本物が偽物に負けているように思います。

見た目ボリューム重視一辺倒の会席料理、安価な食べ放題料理など、観光業界において枚挙にいとまがありません。
伝えるべき相手に疎しがられず、きちんと伝える手法を模索せねば、観光業界に未来はないと思います。

(2013年5月発行 Itohかわら版より抜粋 文/伊藤部長)

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  • 珍しい旅行企画を作るのでTVで取材されました!

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