フロントとして想うこと 181

理に適ったサービスと社員教育とは

四国にあるチェーン店の蕎麦屋が素晴らしいサービスを展開していました。
100人くらいの収容の人気店です。

店長らしき女性が店頭に立ち、お客の誘導をテキパキしながら、各テーブル片付けの指示などお店全体を俯瞰しているような動きをしていました。
これだけならよくある話ですが、
ホールが忙しいと誰の指示でもなく厨房スタッフも片付けの応援にきていました。
白い作業着で白長靴なのでお客は少し驚きますが、満面の笑みがあれば何の問題もありませんね。

一番驚いたのは会計伝票です。

様々な仕組みが整っているお店ですが、会計伝票が未だに手書きでした。
チェーン店で、ましてや繁盛店となると今はほとんどがハンディ端末での注文伺いです。最近だとipadを設置し、注文をセルフで行うところも増えています。

何故このお店は手書き伝票なのか? 

伺ってみると答えは「社員教育」と「接客力向上」のためでした。

ここは蕎麦屋と言えどメニューは50種類以上あります。
メニューと料金を暗記させるため手書きにしているそうです。またハンディ端末の場合、操作に集中してお客の顔を見ることがほとんどなくなるため、敢えて手書きに徹しているのです。

一見、非効率な事をしているようですが、こだわる事で得るものがあるのですね。
愛媛県のそば吉というお店に行く機会があれば観察してみて下さい。

カットイラスト.良い接客

(2019年3月発行 Itohかわら版より抜粋 文/伊藤匡)

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