フロントとして想うこと 180
地方バス会社の状況
地方のバス会社(兼旅行業)さんの状況が変わってきています。
旅行の仕事(貸切バス)があっても、
請ける事が出来ない事象が起きています。
理由は乗務員不足です。
特に路線バスも請け負っているところは、路線バスを優先せねばなりません。少ない乗務員を路線に取られて、貸切運行が出来ない。
傭車(他のバス会社に依頼)すれば、距離が伸びる分だけ運行代金が高くなり、赤字になります。
様々な原因で旅行の仕事が減ってきています。
路線をやっているバス会社さんは、九州産交さんのように『貸切バスの旅(かばの旅)』、『路線バスの旅(ろばの旅)』と発想を切り替えて、着地型旅行に着手すべき時代です。
(2019年3月発行 Itohかわら版より抜粋 文/伊藤匡)
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