フロントとして想うこと 170

既成概念で商機逃していませんか?

飽和成熟市場でも新たな切り口があると感じた出来事がありました。

広島の定番土産『もみじ饅頭』ですが、宮島島内だけでも100箇所以上で製造販売されています。
先日、観光コンサルティングをされている方とお会いしている時に出された茶菓子がもみじ饅頭でした。

正直言うと私は、もみじ饅頭が嫌いです。
中に入っている餡こが苦手。
クリームやチョコなどもありますが、美味しいと思った事は一度もありません。

出された菓子に手を付けずにいると
「伊藤さん、是非食べて下さい。実はそれ、餡こが入っていないニセもみじなんです(笑)」と。
ニセもみじなる名称はその方が勝手に命名したものですが、餡こが入っていないなら…と食べてみると意外にイケる。

どのお店も饅頭を焼く鉄板の温度を確かめるため試し焼きをするのですが、その際は(餡こは高価でもったいないため)生地だけを焼くのだそうです。ただ、このニセもみじを販売しているお店は1店だけ。しかも試し焼きなので少量しか売られていません。

餡こが嫌いな人向けにこのニセもみじを商品化すれば良いのでは?の問いに、
「どのお店も餡こやチョコが入っていないと高く売れないと思い込んでいるから商品化されないのです」と。
生地にこだわり素材を使用して、餡こ入りと同様かそれ以上の価格で販売すれば、新たな人気になると思いませんか?

カットイラスト.悩む

(2018年10月発行 Itohかわら版より抜粋 文/伊藤匡)

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